Archives: 治療例

僧帽筋(肩から背中)について

背中の1番表面にある筋肉で厚みはありませんが、幅は広く、肩をおおうように付着しています。 この筋肉は上・中・下に分かれており、上部線維は肩をすくめる時、 中部線維は肩甲骨を内側に寄せる時、 下部線維は肩を引き下げる時に働

三角筋(肩周り)について

肩関節を覆うように付く筋肉で、その中でも ①鎖骨遠位端(さこつえんいたん・前部) ②肩峰(けんぽう・中部) ③肩甲棘(けんこうきょく・後部) の三部に分けられ、それぞれ作用が異なります。 ①腕を前に上げる ②腕を横に上げ

ド・ケルバン病(腱鞘炎)

親指の付け根の方の手首の背側に痛みや腫れが生じる腱鞘炎のことをいいます。 手の使用頻度の高い女性に多いです。 フィンケルスタインテストという検査法があり、親指を他の4指で覆うように握った状態で、手首を小指側に曲げると痛み

もも裏(ハムストリングス)の肉離れ

ハムストリングスは内側の半腱様筋と半膜様筋、外側の大腿二頭筋の3つの筋肉で構成されています。 太もも前側の大腿四頭筋と後ろ側のハムストリングスは、膝関節の屈伸時にバランスを取り合い、大半はハムストリングスの方が大腿四頭筋

大腿四頭筋の肉離れ

大腿四頭筋は大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋の4筋で構成され、肉離れは大腿直筋に多く発生します。 急な大腿前方の痛みを感じ、重症度に応じてさまざまな腫れ、皮下出血斑、膝関節の屈曲制限を生じます。 皮下出血斑は24時

外反母趾(がいはんぼし)

足の親指が小指のほうへ側屈して、親指の付け根が内側に突出することにより痛みが生じる疾患です。 欧米人に多く日本人には少ないとされてきましたが、近年は増加傾向で、約1:10の割合で女性に多く、10代と40代に発症するものが

頭痛

日常に多くみられるものですが、その原因はいろいろあります。原因疾患にはクモ膜下出血などの治療に急を要するものもありますが、多くは慢性的なものです。そのなかでも頻度の高い、緊張型頭痛と片頭痛についてお伝えします。 緊張型頭

顎関節症

診断基準として①顎関節や顎の筋に痛み②関節雑音③開口障害の3主要症状のうち少なくとも1つある場合です。 その病態は1~5型に分類されます。 1型:噛み合わせの問題や、歯ぎしり・噛みしめなどが原因で、顎の筋に痛みはあるが顎

関節リウマチ

多発関節炎(4つ以上の関節炎)を主症状とする原因不明の全身性炎症性疾患です。 滑膜(関節を滑らかに動くようにしている)の異常増殖に伴いパンヌスというものが形成され、軟骨・骨の破壊が進行するとともに関節周囲の支持組織の破綻

変形性膝関節症

加齢による関節軟骨の摩耗が生じてO脚変形、外側方への動揺など力学的不均衡になり進行していくものです。 初期は歩き始めが痛いのが、次第に歩行時痛や関節に水が溜まったり、進行するとO脚変形や可動域制限、大腿四頭筋の萎縮(太も